ヨーロッパでは7月から8月にかけては役所も会社も大学も猫から杓子までみんな休暇を取るのであらゆる手続きが後手後手に回ることに注意しましょう。そうでないと自分のように出社日一週間前になっても就労ビザが下りずにあたふたすることになります。
会社から労働局の方に確認してくれるらしいが、発行が遅れる場合は雇用契約の開始日もそれに合わせて遅らさざるをえないらしい。しょうがない。今週中にもらえない場合は二週間か一か月の無給夏休みが待っています。
手持ちの研究ビザの期限も今月末切れるので(オーストリアの場合、ビザ延長の申請しているかぎりでは期限後でも滞在は可能)そうなってしまった場合はウィーンの彼女の家にでも滞在しながら論文進めたりブログの更新でもしてようと思います。一部のArduinoボードがPythonのライブラリMicroPythonに対応したとの記事を読んだのでそれで遊んでいるのも良いかもしれない。とにかく、この手のトラブルは特にヨーロッパでは頻繁にあるものでしかもビザ関連は考えるだけストレスになるので常にあるがままを受け入れる心持ちでいたほうがメンタル的に楽でしょう。と言っておきながら自分は常に最悪を想定してビザ申請が却下されて博論提出も終わらないまま日本に帰国せざるを得なくなったときにどうやって食っていこうとかそういうことまで考えていたりする。あ、でも結婚すれば現地には残れるのか(((
それは自分にとっては禁じ手中の禁じ手であるけど、いざというときの奥の手があるというのは心強いことである。
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