欧州滞在記〜企業訪問及びオーストリアの大学図書館

旅行

まさかの二日連続更新。快挙といってもいい

企業訪問(シュタイアーマルク州レオーベンにて)

今日は企業研修でお世話になる企業に訪問してきました。

私がお世話になる企業はオーストリアシュタイアーマルク州にあるレオーベンという都市にあります。都市というほど都会でもないけど。

人口なんと 2.5 万人(熊本県水俣市とほぼ同じくらい)

人口密度驚きの 644 人/km^2(山形市くらい)

これがレオーベン中央駅から出た時の光景

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GoogleMap上で見ると山に囲まれているのが分かります。オーストリア第3の都市グラーツの近くに位置しています。

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バスも1時間に一本くらいしか走ってませんでした。電車が遅れてそのバスを逃したのでタクシーで本社へ。

薄々予想はしていたけどこっちの人は本当にドイツ語が訛ってるんだなー、と

運転手のお姉さんが頻繁に無線でやり取りをしていましたがダンケ!くらいしか聞き取れず、幸先不安な感じで本社へ。

自己紹介もそこそこに上司の人と研修内容について議論したり企業の将来戦略のお話などを聞かせていただきました。

第一印象としてはかなり良い感じでこのような一流企業のR&D部門で8ヶ月間も研修を積ませていただけるのは本当に幸せなことだと思いました。

最近ドイツ語の勉強ばかりで正直英語に不安があったのですが、自分の専門分野に関しては定期的に論文とか読んでたのでまだ英語脳は死んでいませんでした。よかった。

8ヶ月も住むので思う存分オーストリアの田舎を満喫したいと思います。

ウィーン工科大学図書館に登録してきた

先週の話になりますが、ウィーン工科大学(Technical University of Vienna, Technische Universitaet von Wien)の図書館登録をして来ました。ウィーンに住民登録していれば住民登録票を持って図書館のカウンターで登録することができます。

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登録すれば本を1ヶ月20 冊まで借りることができます(本によっては一週間)

20 冊ってマジかって思ったんですけどHPに

up to a total of 20 items

って書いてあるしマジなんじゃないかな。

大学図書館でバイトしている身としては俄かには信じがたい。ウチの図書館、院生ですら6 冊までしか借りられないんですもん。こんな外部の人間にまで20 冊も貸せる図書館ってどんだけ本持ってるんだ。

一週間ほど図書館を利用してみて思ったのはやっぱ工学系の大学の図書館だなー、と

夏休みに入った日曜日まで勉強しに来ている学生も多いし疲れて机で寝ている学生までいるし、妙な親近感(笑

休日はきっちり休むオーストリア人とは思えませんね。どこの理工系大学生も苦労しているんだなと感じました。

自分もウィーンに来て早一ヶ月、最初はシェーンブルン宮殿の裏庭の木陰に座って小鳥のさえずりを聞きながらゲーテとかシラーなんかを読む生活を想像していたんですが、気づけばほぼ毎日のように工科大学の図書館に篭って死んだ目をしている学生の横でマイクロ波工学を勉強する日本にいる時とあまり変わらない姿がありました。

なんか悲しくなってきたのでこの辺で

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