オーストリアの博士課程学生・ポスドクの給料

金の話。ドイツ、スイスはググれば日本語の情報出てくるけどオーストリアはググっても出てこなかったので。

以前も話したようにオーストリアの博士課程に所属する学生はほぼUniversity Project Assistantとして大学から直接雇用されています。そうでない学生は例えば外部の企業や研究所に所属し博士課程学生としての学籍だけ大学に置いて普段はそちらのほうで働いています。TU(工科大学)などは共同研究先も多いのでそういった学生が多いです。私の場合もインターンしてた企業と共同研究柄半分そのような形ですが所属は大学です。

また、オーストリアの博士課程ではこのような事情から学費を払う必要もありません。かかる費用は各セメスター登録時の20ユーロのみとなります。

給与はオーストリアの国公立大学の場合は制度に則って一律固定のようです。ウィーン大学にその給与体系が載っていました。博士課程学生(Project Assistant)の場合はB1区分となります。つまり額面としては2,864.50ユーロ/月となります。これに加えて休暇・クリスマスボーナスがそれぞれ一か月分加わって2,864.50 x 14 = 40,103ユーロが年収となります。
ポスドクの場合は月収が額面でさらに1,000ユーロほど加わります。

しかしながらオーストリアは高税率の国なのでここから税金がどっと引かれます。オーストリア手取り計算サイトで額面からどれくらい手取りがもらえるのか計算することができます。

博士課程学生の給料で計算すると所得税・社会福祉税が大体900ユーロくらい引かれて手取りは1,950ユーロほどになります。日本の院卒平均くらいでしょうか。特に残業代や手当も無い上物価も高いので別にリッチな生活は送れません。日本からくる場合はオーストリアと社会保障協定も結んでいないので例えば日本の国民年金などはここから任意で払うことになります。

他のヨーロッパ諸国と比べるとよく高いという話を聞きますがおそらく北欧やスイス・デンマークほどではないと思います。もしそのような比較データを見つけた際はまた改めて紹介します。

ちなみに給料の話はオーストリアではタブーな話題のうちの1つです。めったに話すことはありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました