グラーツのドイツ語学校に通うことにした件〜オーストリア職場の言語環境

ドイツ語

表題の通り、来週からドイツ語学校に通うことにしました。ちょうど住んでいるアパートから徒歩1分圏内に夜のクラスが開講しているところがあったので。

月〜木曜日まで授業が午後6時から9時まで、期間は1ヶ月間の集中コース、のわりには325ユーロという破格の安さだった。

実際は通っている大学にも外国人学生・職員用ドイツ語クラスが無料で受けれるらしいのだが各セメスターの最初しか登録できないのでそれは冬セメから通おうと思っている。

ちなみに今回はB2/C1クラスです。

B2はすでに持っていますがすでにブログに書いた通り本当にギリギリの合格だったんで、復習がてらB2の授業を受けつつあわよくばC1試験対策までいきたいといった感じで。

ヴルカヌスの語学研修期間にイギリスの英語学校、ウィーンのドイツ語学校にそれぞれ2ヶ月通いましたが夜のクラスに通うのは初めてなのでちょっと楽しみ。何気に自腹切って語学学校通うのも初めてなので真剣に取り組みたい。

外国語といえばついでにオーストリア人はどれくらい英語を話せるかということに少し着目したい。

European Language Jobsというサイトによればヨーロッパの中でもオーストリア人はドイツに次いで7番目に英語が流暢らしい。さて、本データによれば62パーセントのオーストリア人が英語が流暢に話せるということだが、都市によってだいぶ差が出ると思う。ウィーンはヨーロッパでも有数の大都市である上に国連支部も置いてある国際的都市であることから比較的高い英語能力を持った人が多いと思う。実際ウィーンでお世話になっていたホストファミリーは家族の誰もが流暢に英語を話せるものだからあまりドイツ語を話す機会が無かった。

私自身はオーストリアはウィーン以外の小・中規模の町に住んでいる期間の方が長いので現地の人と接する機会も多いのだが、まぁ英語を話せる人は少ない。海外インターンで働いていた企業は研究開発部門の人たちは例外なく全員英語が流暢だったが工場の方で働いている人やいわゆるテクニシャンの人たちはドイツ語で接しなければならなかった。これは大学でも同じで人事以外の事務方や研究チームの技術系スタッフの人たちは英語で話しかけても英語で返ってくることはない。それどころかあまり良い顔をされない。

体感的にはウィーン以外の街で英語が流暢な人は3割もいればマシな方だと思う。多少つまづいてもやはり現地語で接した方が良いコミュニケーションが取れる。

修士・博士まで出たいわゆる高学歴な人たちはほとんど英語できる。彼らのすごいところはオーストリア人同士でドイツ語で会話してても一度非ドイツ語話者が会話に混ざると瞬時に英語に切り替わるところ。その度にちょっと申し訳ないなと思いつつ彼らの親切心に甘えるわけですが。

まぁそんな感じでここ二週間くらいでドイツ語の重要性を改めて再認識した次第。1ヶ月でC1レベルはまぁ無理だろうが、少なくともB2とC1の中間レベルくらいまでは到達したいな

朝7時〜昼5時まで働いた後、6時から9時までドイツ語の授業ってのはちょっとしんどいかもしれんが、まぁ1ヶ月だけなので何とかなるでしょう。レッドブルの国なので。

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