自己表現力やプレゼン力を上げるうえで論理構成と内容のレベルを吟味することは欠かせない。
開始早々何言ってんだこいつって感じですが、僕が今期に入ってから特に悩み始めたことです。
日記というよりは備忘録となります。
今年の夏休み中に学会発表と卒論中間発表がありました。
学会の約2週間後に中間発表がありました。まぁB4の中間発表なんて研究成果というよりは研究準備の進捗状況だったり論文紹介だったり内容はなんでもいいんですが、僕は学会とほぼ同じ内容で臨みました。
結論から言えば
学会は成功
中間発表は失敗
でした。
(ここでの成功、失敗は主観半分、周りの評価半分で判断しています)
ほぼ同じ内容でプレゼンもわりと練習していたので両方共淀みなく発表することができましたが、結果は違いました。
このように結果を分けたのは発表の内容が原因だったと今では思っています。
発表したのはほぼおなじ内容だと言いましたが、
同じ内容だと駄目だということです。
ポイントはやはり聴衆(のレベル)の違いです。僕が所属する学会では発表は各専門分野毎に分けたうえで更に細かいセッションに分かれて発表します。つまり、自分の発表を聴くのはほとんど同じ専門分野の人ということになります。
対して卒研等の大学内での発表は聴くのは同じ学科やコースの教授陣です。
学科やコースが同じといえども自分の研究分野に明るい先生がいるとは限りません。例えば今回発表を聴いてくださった先生方の中で僕が発表した学会に入会している人は1人しかいませんでした。
聴衆が誰なのか、前提となる知識はどの程度あるのか、どこから説明しなければならないのか。ここらへんの吟味がまずは重要だということを認識しました。
聴衆者全員が納得のできるような発表をするためには、論理的な破綻が無いことはもちろん、内容のレベルを詰めて詰めて詰めまくっていかないとだめなんだと、よい教訓になりました。
大学院に上がる前にこういったところでいろいろと学んでいきたいと思います
終わり
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