3度目の海外滞在が始まって一年が経過した

1度目はM1の頃、大学のインターン推進室が斡旋する海外インターンでタイの国立研究所に2ヶ月。
2度目はM1の終わりに大学院を休学し、経産省のヴルカヌスインヨーロッパプログラムでイギリスの英語学校・オーストリアの企業に計1年。
そして3度目は今現在のオーストリアでのPhD留学。研究所職員として仕事が開始したのがちょうど一年前、正式に博士課程の学生になったのは去年の冬セメから。

実は最初のタイの国立研究所でのインターンが自分にとっては海外初体験。それまで海外旅行なんてしたことはなかったし特に興味もなかった(ドイツ語が好きでドイツだけは行きたいとは思っていたけど)
当時はお金がない貧乏院生だったのでパスポートは黒い5年もの。作ったのは2016年なのでまだ現役。すでに出入国スタンプやらビザやらで半分くらいのページが埋まっている。

自分がいた電通大ではB3以上の学生・院生は夏休みを利用して各国の企業や研究所に海外インターンという形で留学ができる。大学や国からの給付型奨学金付きで。
元々海外留学なんてB4までは頭をよぎりもしなかったし学部の英語の単位も通年で落としていたくらいには英弱だったので無縁も無縁だったわけ。

院試にTOEICが必要だったので6000円という高い受験料を払ってB4のころ初めて受けたTOEICは465点。(当時の自分にとって)高い金を払ってわざわざ悪い点数を取りに行くことほど間抜けなことはないなと思い、院試に使える最後のTOEICまで2ヶ月という短い時間を有効活用するために友達と英語学専攻の教授に個人授業をお願いしに行った。

学会やら卒研中間発表に追われながらなんとか695点まで上げることができて嬉しかったのだが院試だけに使うのはもったいないなと思い、大学の海外インターンの応募条件がTOEIC650点でたまたまクリアしていたのがたぶん初めて海外留学という4文字に興味を持ったきっかけ。

まぁ個人の興味で行きたかったのはアメリカの会社だったのだがアメリカだけは応募条件がかなり厳しかったので研究分野的につながりがあったタイの国立研究所になったといういきさつ。このブログではタイでのインターンについてたしか一度も記事を書いてなかったので記憶がまだあるうちに書き起こしたいと思う。そのうち。

最初の海外インターンから月日は経てどもこの4年間は1日1日を鮮明に振り返ることができるくらいには人生の中で貴重な時期だったと思う。のだがたまにそれ以前の大学サボってゲーセン行ったり家で早朝までゲームしてた頃に帰りたい時がある。なんならシューティングのスコアタばかりやってた浪人生をまたやりたいまである。
あの頃ほど毎日目標を立てそれに向かって邁進し続けた日々はなかった。

いつまでもゲーマー心を忘れずに日本から遠く離れたオーストリアで次の4年間も頑張りたいと思う。

仕事が終わって帰ろうと思っていた頃に雷雨が降ってきて暇つぶしに過去を振り返っていたら長くなってしまった。

終わり。

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