と、タスク地獄に追われているときふと思ったりする。
でも何もかも投げ出したところで楽にはならないどころかたぶん後悔の念に苛まれるのでブログに吐き出して留飲を下げる他なし。
4月の頭に国際会議への論文締め切りが2つ、すでにアクセプトされたファイナルペーパーの締め切りが1つ、ロンドンでの国際会議の発表が1つあるのでそれの準備といったりいろいろと集中していた3月が忙しくなることはすでに確定していたのだが、前の記事にも書いていたとおり、唾液腺炎が悪化したりウィーンの市立病院に入院したり実に3週間くらい何もすることができなった。病院を退院してから一週間、とりあえず一つずつタスクを消化していこうと(有給期間にもかかわらず)頑張ってきたものの、どうしても国際会議への論文のうち1つはあきらめざるを得なさそう。そもそもまだ完治していないし、まだ何回か病院へ通わなければならない。このような時間的ロスが重なってくるとストレスに感じてしまう。
8月に会社での仕事が始まる前にドイツ語も一通り復習しておきたいが、こちらはあまりまとまった時間が作れない。というか、大学での雇用期間が7月末までで会社での仕事スタートが8月1日に設定したことをちょっと後悔している。普通に1か月くらい余裕持たせておけばよかった。ここ10年くらいお盆に実家に帰れていないので今年のお盆はなんとか時間見つけて日本に帰ろうと思っている。どうせ8月なんてみんなバカンスで会社にはほとんど人いないし。
このころまでには博士論文も半分くらいは終わらせておきたい。ヨーロッパの博士課程の良いところは好きなタイミングでD論仕上げて、準備ができた段階でディフェンスに臨めることだろう。日本も大学によってはそうなっているのかもしれないが。少なくとも、卒業まで仕上げなければいけないというものでもないし、会社で働きながらでも進めることができる。何より、会社側にそういったことの理解があるというのがアド。
今後数か月のうちにやるべきことを挙げていけばキリがないんだが、まぁ誰にとってもD3の後半なんて人生でもっとも一番忙しい時期の一つであろう。病気とか不可抗力なものに進捗が阻害されると腹が立ってしまうけど。もっとも、ストレスをためることはまたいろんな障害を呼ぶきっかけになるってしまうので、精神衛生上の健康は最優先事項として保っていかなければならない。
ストレスコントロールには長けている方、というか好きな二次元コンテンツに触れているだけでストレスが著しく解消されていくくらいには単純なので自分が今のままの自分である限り病むことはないと思う。趣味ほんと大事。ほかのすべてを捨ててもこれがあれば生きていける、という逃げ道があるというのは実によい。あと美味いものを食べて読書する。これで人生は充実させることができる。
問題は、オーストリアのローカルな食べ物にそこまで美味いものが無いこと。これは由々しき事態である。水道水は美味しいし、家の中では靴を脱ぐ文化にはほんとありがたいと思っているが、食の一点に関しては育ちが港町ということもあって魚派である自分にとって内陸国は少々きついものがある。あと強制二郎断ちしてから3年が経とうとしているが、今でもやはり恋しいものは恋しい。
あと昔記事にも書いたようなクオーターライフクライシスについては、日本を長期で離れることに慣れ、こちらでもやっていけると確信を得てからは克服した(気がする)。しかしながら、今度は日本に戻るタイミングについて、海外就職、国際結婚、間近で起きている戦争、日本の今後の経済と数年前と比べて考えるべきことが増えた。まぁでもこれについてはこちらの会社で働いてみて何年か経ったあとの身の回りの変化も含めて総合的に判断するだろう。何もかも投げ出して楽になることができないうちはまだこちらで生きていくことが出来ると、そう思いたい。
いろいろ書いてスッキリした。
終わり
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