タイトルの通り今日ようやくオーストリアの労働許可証(Rot-weiss-Rot Karte)を手に入れた。申請からまる2ヶ月、長い戦いだった。。。
申請にあたってはほぼ全ての書類を会社が用意してくれたわけだが、ビザの種類が豊富ななかでいくつか選択肢がある自分はもっと事前に会社と相談しておくべきだったと思う。おそらく1番時間がかかるやつ(労働局での審査が必要となるため)を申請してたのだが、ホリデーシーズンの手続きの遅さを甘く見ていたおかげで痛い目にあってしまった。入社日を一ヶ月遅らせざるを得ず、つまり一月分の給料を失ってしまった。これは痛い。
あと今回の件で海外で働く自分の立場がいかに弱くて脆いことなのかも実感した。労働局がNeinといえばNoで就労許可が降りなければとうぜん企業で働くことは、たとえ労働契約を交わしたあとであってもできないのである。海外で働くということはビザ関係にいちいち気を回さなければならないということで、そしてこれがまた精神的にどっと疲れる。こちらの大学の博士課程を修了して博士号を取ったら多少は楽になるのだろうか、いやならないだろう。
正直な話、同じような労働条件、環境、職務内容だったら迷わず日本の企業で働きたい。飯も美味しくないし。
まぁおかげで今月は博論、投稿論文に向けてまとまった時間を確保出来たのでよかった。これまでの実験、解析結果をまとめてつなげれば博論としては少なくともウチの研究所で求められている最低限のクオリティ(これがまた低い)で提出できそうだが、もう少し理論的解析を加えたいので労働開始の9月までは大学で頑張る予定。
冬セメの10月以降は最終中間発表、国際学会、博論提出、学外審査、ディフェンスと来年の3月までやることがたくさんあるのでやりたいことは今のうちにやっておきたい。
とかいいつつ最近ライザのアトリエ2を全クリしてすっかりアトリエシリーズ再燃してしまった自分は先週末のほとんどの時間をソフィーのアトリエで潰してしまった。でもぷよぷよで時間消費してる時はその後ひどい後悔に苛まれるのだがアトリエシリーズに時間取られる分には不思議とやり終えたあとも余韻に浸れて満足度がひじょうに高い。FFやドラクエも同様。やっぱRPGなんだよなぁ。あと弾幕シューティングとビジュアルノベルゲーム。それさえあれば自分が自分でいられる、みたいなものに触れることができている間はいくらビザ関連で不安になっても博論のプレッシャーがあっても病むことはありえないのだ。
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