本来であれば3月中には終わってるはずだった。博論に最後に載せたい解析がなかなかどうして終わらず途中やる気も出ずぐだぐだやっているうちに年度が明けてしまった。ライザのアトリエ新作の発売日までには終わらせようと誓っていたはずなのに。締切をゆずソフトの新作の発売日まで延ばした。昨年11月のタクティクスオウガ新作の発売日までに博論が終わってたらいいなという元々の計画はもはや無かったことにした。
長い目で見て、けっきょく博士課程の研究は会社で今やっていることとあまり変わらないので、博士論文をただのひとつの、ちょっとだけ重要度が高い通過点であることを思えばそれなりに満足できそうな出来には今週中には仕上がりそうなところまできた。そもそも重要度も実際にはそこまで高くは無い。名のある雑誌とか国際会議とかに投稿するような論文と比較すれば自分の博論の読者なんて誤差みたいなものだ。
加えて、自分はすでに在籍上はアカデミアを離れて、今月から会社でのフルタイムの仕事も始まったとあれば、アカデミックな業績が仕事の業績に結びつくわけではない。去年のように何か賞を受賞すれば話は別だけど。ただ、自分としては再三言っている通り、将来的には日本に帰って大学教員になることが帰国ルートとして現実味のある選択肢のひとつなので業績はできる限り積んでおきたいというのも本心である。うちの分野では三大国際会議といわれるIMS, EuMC, APMCのほか欧州や日本で行われる他会議、ジャーナルに目を向ければTAPS, TMTT, CPMT等で何か良いネタがあれば投稿チャレンジし続ける30代でありたい。でも今はほかの何に取り組んでいても、会社での仕事ですら、やってるさ中博論の二字が頭に浮かぶので早く終わらせてもう全部忘れたいと思う。終わったらPS5買う。
おわり
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