オーストリア9月の生活費を振り返る

雑記

平日は大学と会社でグラーツとレオーベン、さらに週末はウィーンを行き来する生活が始まって一か月が過ぎた。新生活が始まるというのでせっかくだから何か新しいことを始めてみようと思ったものの一つが家計簿。とりあえずは最初の一か月つけ続けることに成功したので公開する。昔もオーストリア生活費みたいな記事を書いた記憶があるがあれはとくに記録もつけていなかったので、今回の方がより詳しい。使用しているのは「らくな家計簿」というアプリ。自分は基本的な出費はユーロだがたまに日本のアマゾンで買い物するときとか出張や帰省で日本に帰るときは当然支出はとなるので複数通貨で家計簿をつけてくれるアプリを探していた。このアプリがまさにそれである。日別、月別、年別でのチャートを示してくれたり資産管理もできる優れもの。
とりあえず月支出の具体的な数字を言うまえにある程度の自分とその周りの状況を整理する。

・平日は一人暮らし、金ー日は彼女の家にいるという半遠距離状態

・休日の食費はほとんど自分もち(代わりに彼女の部屋の家賃負担は無し)なので食費に関してはだいたい1.5人分。

・自分の部屋の家賃は€390、通信費が固定で€52

・NetflixとかAmazon Primeとかもろもろのサブスク定額費はめんどくさいので加えてない、でもたぶんトータルで€100いかないくらい、だと思いたい。

・交通費はオーストリア全土の公共交通機関が乗れるようになるKlimaticket(年間€1,000)で乗っているため席予約以外の今月の出費はゼロ

以上の前提を踏まえてもらって、まずは一か月の出費についての円グラフを以下に示す。

その他と書かれてもわからないので内訳を説明すると

・洋技術書  €188

・ラノベ   €9

・日本屋(アジアマーケット、主に日本食材料) €111

・コーヒーカプセル €20

・ゲーム €37

とデフォで選べるカテゴリに当てはまらないものをまとめて突っ込んでいる。日本屋での日本食材料なんて食費じゃないか、という感じではあるが、食費とは特別に分けている。ここで書いている食費とはそれ以外の社食や大学、日本食以外の自宅での自炊(パスタやリゾット)あるいはケバブとかが含まれている。レストランで使った金は食費に入ってたり、後輩や彼女とのデートでおごったものは交際費に含まれていることもある。ここらへんは初月ということもあり何がどのカテゴリとすればよいのかあいまいな部分がある。上で示されている月のトータル支出が€1475である。円安のなか、あまり円換算したくはないが、今の1ユーロ=142円で計算すると209,450円となる。
思ってたよりけっこう高かった。円安がひどすぎる。しかしながら、実感としてそこまで特別贅沢していた月というわけではない。もちろん、生活の著しい変化による多少の変化はあるだろうがむしろ食費に関しては大学の学食よりも社食の方が安いしそもそも毎日社食に行ってるわけでもなく昼は軽食で済ませることも増えてきた、にもかかわらず食費が高いのはやはり1.5人分であるためだろう。9月といえばとくになにもなかったし、行事といえば日本人会のソフトボール大会に参加したことくらいだろうか、それ以外は遠出もしなかったし比較的余裕のある月ということになる。今月は一週間休暇を取ってどこかにいったり、来月は日本出張、再来月は帰省とかそもそも年末に向けての行事がたくさんあるのでこのタイミングで基本的な月出費を把握できたのはよかった。

頻繁に日本に帰りたがっている自分は普段の生活費なんてものは収入の5割くらいにとどめておいてあとは貯金に回したいのでひとまずはそれを目標にしばらくは頑張っていきたい。

終わり

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